ノルマンディーの申込状況発表日にこんばんは。
7割ほどの馬が1次募集で満口になるという、とんでもない人気になってますね。デアリングタクトの影響は計り知れません。
さて、来週は広尾サラブレッドクラブで追加募集が行われます。
広尾サラブレッドクラブ
募集概要は下記の通りです。
・申込開始は11月17日10時~(電話受付は11時~)
・募集馬は2019年産4頭、2020年産4頭
・募集価格は1歳馬は600万~1500万、当歳馬が1500万~4800万
・募集口数は1歳馬が1000口or2000口、当歳馬が2000口or3000口
個々の馬の評価は言及しませんが、制度上ポイントとなるのが赤字の部分。
まずは価格ですが、アスカビレン20が4800万、キョウエイカルラ20が4500万とネットでも囁かれているように相当強気の価格設定をされたように感じています。今年はディメンシオン、パンサラッサ、パラスアテナ、カイザーノヴァと立て続けに活躍馬を出していますのでここが勝負どころ!と考えたのでしょうが、それにしてもちょっと手をだしづらいなという金額になってしまいました。
もちろん、馬の価値(≒賞金獲得の期待度)は血統や馬体だけではわからないですし、関西のトップ厩舎である池江厩舎、矢作厩舎に予定されているということで、恐らくとても良い馬たちなのだと思います。ただ、それでも過去の価格帯を考えると…という感じです。
その高価格に対抗する為に取られたと思われるのが、口数のさらなる分割化。2000口ベースだったところが、この両馬は3000口での募集になっています。分割口数を多くすることで一口当たりの金額を下げて出資してもらいやすいようにするのと、最大4口の無料出資に対する各馬の金額差を少なくする意図があるように思われます。
ただ、2000分の1と3000分の1で同じ会費を必要とされたり、無料出資同士での分割口数に差が出てしまったりと、公平性を欠く状況にもなってしまっています。また、2000分の1を5口で400分の1と同様の出資をするとされていた方もいるようですが、3000分の1だとそれもできなくなってしまいます。
募集価格などに応じて口数を変えているクラブは他にもありますが、今は各クラブで独自のサービスを行っているところも多く、口数を変えて出資しやすい状況を作ることが却って不公平感を招く要因にもなりかねないなと感じました。
一口の金額を安くした方が出資しやすいという意見もあると思いますし、結局のところはどれだけのお客様が満足して出資したかというところでしか判断できないので、今回試してみて、従来がよければまた戻すのもありだと思います。
ちなみに…まだ無料枠が2枠ありますので、ちょっとぐらいお高くても、これからも世代1頭ずつをベースに出資していきたいと思います^^
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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