普通の木曜日にこんばんは。
DMMバヌーシーの募集馬状況に変化が出てきました。
8月12日にセットプレイ19、9月17日にウォークロニクル19が満口になり、続いてギエナー19が残りわずかになっています。
公式HPで人気順の並び替えをするとこれに続くのがリオンディーズ産駒のレーヴルシード19ですが、残口数はラヴインザダーク19、パンデイア19が残り約半分と申込状況はレーヴルシード19を一気に上回ってきました。
2頭の共通点
ラヴインザダーク19、パンデイア19の2頭に共通するのは、父がモーリスであるということ。今期ファーストクロップがデビューをしたモーリス産駒の両馬がここに来て出資口数を伸ばしてきたのは、決して偶然ではなさそうです。
セレクトセール等へのイメージアップに向けた早い時期の新馬戦で続々とデビューを果たしたモーリス産駒ですが、なかなか勝ち上がることができませんでした。たった1か月で良血馬でも勝てない馬というレッテルを張られてしまったようですが、そのレッテルを今一気に剥がしていっています。
新種牡馬の成績(2020.9.24時点)

上記のグラフは9月24日時点の新種牡馬4頭の産駒成績になります。グラフを見てもわかる通り、モーリス産駒の中には勝ち味の遅いと感じる馬も多くいますが、全体の成績としては決して悪くありません。
良血馬が勝ち上がらなかっただけに期待ハズレのようなイメージがついてしまいましたが、”勝ちきれない”と”能力が低い”ということは決して同じではなく、むしろ安定して好成績を上げていると評価できる状況であります。
さらには、広尾サラブレッド倶楽部のカイザーノヴァのように既にオープンを勝ち上がっている馬もあり、まだまだ伸び代も十分にあると感じられます。(ちなみに募集価格は1800万!)
DMMバヌーシーのモーリス産駒
一番最初に書いた通り、ラヴインザダーク19、パンデイア19の2頭の人気が急上昇していますが、まだ残り口数半分ということで1000口程度の出資余裕があります。これも、2000口クラブの良いところですね。
ラヴインザダーク19は池江泰寿厩舎で母父ダンスインザダーク。厩舎のイメージや晩成ステイヤー志向の母父を考えると、早めに活躍するタイプではなく、古馬の大舞台で大きな活躍が期待できる血統です。
パンデイア19は大竹正博厩舎で母父ディープインパクト。お母さんが未勝利馬ですが、底を見せていたわけではなく、見限るのは早計と思っています。話題はセットプレイ19に取られてしまいましたが、今年のDMMバヌーシー最高価格ということで、クラブの期待を一身に背負っている馬。過去の記事にも書きましたが、とにかく可愛いのも特徴。今年4頭出資している内の1頭です。
春先のイメージでモーリス産駒を敬遠してしまった方は、これを機にもう一度出資馬の検討をしてみてはいかがでしょうか。シルクやキャロットの争奪戦に敗れてしまった方にも、まだまだチャンスはありますよ^^
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
コメント